私は着物が好きです。・・・って、初心者ですけどね。
でも一般的に着物って、
「フォーマルな場で着る格式高い服装」というイメージがありませんか。
着物というと、正装として結婚式や子供の卒業式などで訪問着を着る、というようなイメージが多いと思います。
着物って伝統的な日本の文化だし、しきたりや格式ももちろん大事。
でもだからこそ、普段着として気軽に着物を着られたらいいなぁと私は思うのです。
成人式の振袖や正装としての訪問着なども華やかで素敵だけど、普段着として着物をサラッと着こなす女性・・・カッコイイじゃないですかっっ♪
格式にこだわらず、カジュアルに着物を着てみませんか(^o^)/
結婚式や卒業式、観劇などに着る正装もいいけれど・・・
30代になった頃から和の伝統に興味を持つようになり、アラフォーになる頃には普段着としてさりげなく着物を着られたらなぁ~と憧れるように。
体型など見た目のスタイルよりも、さりげない所作や趣味をたしなむ人に内面のカッコよさを感じるようになってきたんです。
だから着物も、誰かの結婚式とか子供の七五三のお祝いなどで着るような正装もいいけど、華美で優雅に・・・ではなく、普段着として着こなしたい!
とは言え、
着物を着る場がない・・・
普段着として着る着物って、どんなのを着ればいいの?
と、思ってしまいがち。
私ももちろん、そんな悩みを持ちました。
そこで!
着付け教室に通うことにしたのです。
機会は自分で作らないとね♪
まずは着物を自分で着たい!着付け教室に通いました
普段着として着たいのに、人に着付けてもらうなんてことはちょっとね(;^_^A
ということで、着付け教室に通いました。
テレビCMでも見かける、無料の着付け教室もあります。
が、私は敢えて、有料レッスンである「長沼静きもの学院」に通いました。
ココに決めたのは、以下の理由により。
- 着付けだけでなく、着物の種類やマナーや伝統など、色々学べる
- 着物をレンタル出来るので、小物以外は手ぶらで通える
- 着物の押し売りはない
普段着としての着物と訪問着などの正装では着方が違うことなども教わることが出来、とっても勉強になりました!
出産前に通ったのでもうだいぶ前になりますが、ここで知り合った友人とは今も交流があります。
とてもアットホームで楽しいお教室でした(*^_^*)
下着一式&小物セットは着付け教室でまとめて購入しました
いざ着物を自分で着よう!と思っても、一体何を揃えたらいいのかもわかりませんよね。
でも、その悩みも着付け教室で解消。
「長沼静きもの学院」では、下着の着方から小物の名称や使い方など、最初はそこから教えてもらえたので、自分で調べて揃える、といった手間はなく、スムーズに揃えることが出来ました。
でももし、そういった着付け教室に通うこともなく自分で揃えたい!と思う方は、着付け小物セットを購入するといいでしょう。
そのまま効率よく収納出来てそのまま持ち運べるキルティングバッグ付きのセットがおススメです! ↓ ↓
小物セットと長襦袢さえあれば、着物以外の準備はOK♪
さらに、着物本体のセットとして
- 着物
- 帯
- 帯揚げ(帯の上辺を飾る布)
- 帯締め(帯の中央にぐるっと巻かれた紐のこと)
- 足袋
- 草履
があれば、完璧です!
今は、着物と小物まとめてセットで売っているショップもあるので、まずは練習を兼ねてフルセットを購入するのもアリですね。 ↓ ↓
初めて自分で着物を購入!ポリエステルだけど立派な着物。
着付け教室に通ってある程度は着られるようになったとしても、実践をしなければどんどん忘れていってしまいます。
着物は母のお下がりがあったけど、やっぱり自分で着物を選んでみたい!
なので、着物リサイクルショップイベントに行き、初めて自分で着物を購入してみました。
何度も着付けの練習をしたかったので、購入したのは“洗える着物”である化繊(ポリエステル)の着物、8千円。
帯が5千円でした。
これを着て、地元のお花見に♪
ただ着物を着て小一時間ほど歩いただけ。
でも、それで十分じゃないですか♪
普段着として着てるんだもの~~\(^o^)/
着物は高価、というイメージもあるかと思いますが、こんなリーズナブルな着物で十分楽しむことが出来ますよ。
初心者であれば、こんな着物もアリですよね(*^_^*)
次に「紬」を自分で購入~テンション上がる!
次に購入したのは「紬」です。
紬(つむぎ)とは・・・
紬糸で織られた絹織物の着物。
蚕の繭から繰り出された絹糸から作られた着物で、古くから普段着として着られています。
洋服だと高い服にテンションが上がるかもしれませんが、私は普段着としての着物、「紬」を購入することでテンションダダ上がり~↑ ↑
紬をサラリと着こなす・・・その方が、“着物上級者”って感じがしません??
紬は正装には着られない、普段着の位置づけ。
それでも、中には〇十万円といった価格ものもあるんですよ☆
とっても贅沢な趣味と言えますね~!
あ、私が購入したのは5千円の紬ですが・・・(;^_^A
この着物は、リサイクル着物「かないや」というネットショップで紬を購入。
このサイトには、サイズだけでなく、似合う年代や商品の状態(美品、中古、など)、といった細かい情報が載っていて、初心者でもわかりやすく表示してくれています。
詳細検索で身長などのサイズや商品状態、好みの色や年齢なども入力して検索できるので、探しやすいのもいいところ。
着付け教室で習ったサイズ(着物にもサイズはあります)の測り方をもとに算出した私サイズの着物を探して購入した着物がコチラ ↓ ↓
お正月に着て実家に行った時の写真です
(ボケボケですが・・・)
正装ではなく普段着の着物らしさが出ていて私はとっても気に入っています。
この時以来、ほぼ毎年、お正月になると着物を着ています。
お正月を迎える楽しみの1つです♪
柄物の半衿や足袋でカジュアルなコーディネートを楽しもう
正装の場合は、半衿や足袋は白と決まっています。
なので、普段着として着る時の楽しみ方として、
半衿や足袋を色柄物にする!
これが私の着物の楽しみ方の1つ♪
半襟を色柄物にする♪
リサイクル着物の端切れを半衿にしたり、色々アレンジが楽しい~~!
たとえば、同じ着物でも、半衿が違うだけで見た目の印象が違ってきます。
私のポリエステルの小紋にも、合わせるものがピンクの半衿とグリーンの半衿では印象が変わります。 ↓ ↓
若い方なら、半襟にレースをつけたりね(若くなくてもやっていい?笑)
洋服と同じく、何を合わせるかを考えるのは着物でも同じくらい楽しいものですよ♪
足袋を色柄物にする♪
足袋は履きにくいイメージがありませんか?
でも、ノンノンノン!
正装にはきちんとした足袋でないとダメですが、普段着なら色柄物の足袋を履いて楽しみましょう!
柄の足袋は可愛いですよ~ ↓ ↓
足袋 柄足袋 日本製の和柄生地使用 4枚コハゼ 底:黒色 ネコポス対応 22.5cm〜25.5cm 小桜/流水に牡丹/しだれ桜
靴下タイプやレースの足袋などもあります。 ↓ ↓
着物でもたくさんのおしゃれを楽しみたいですね!
長襦袢の袖の柄で、チラ見せおしゃれを
長襦袢とは、着物の下に着る肌着のこと。
長襦袢の袖の柄って、着物の袖の中からチラッと見えるのがいいですよね。
チラ見せのためにお気に入りの柄の長襦袢を着る、というのがおしゃれ♡
正装だと襦袢の袖は淡い色だし、夏用の絽の着物の下の襦袢の袖は白なので、袷(あわせ:裏地付きの着物のことで、秋~春先まで着ます)の着物の下の襦袢の袖はいろんな柄で楽しむことが出来ます。
カジュアルな着物だと、襦袢の柄がモノトーンの千鳥格子というのもアリ!(←雑誌で見ていいなぁと思った)
そこでお勧めなのが、「大うそつき」という長襦袢です!
長襦袢というか、肌着と長襦袢が一体化したもので、袖だけ替えられるんです♪
通常、着物は肌着(スリップ)の上に長襦袢を着て、その上に着物を着るのですが、大うそつきは肌着に半衿がついていて、肩のマジックテープに替え袖を付けるというもの。
つまり、肌着と長襦袢が一体化しているというわけですね。
これにより、着付け時間も大幅に短縮出来るし、初秋や晩春の暑い日も風通しが良くなり暑さが和らぎます。
さらに、いろんな替え袖を付け替えられるので、着物の袖の中にチラリと見える襦袢の袖を好きに選ぶことが出来る、というわけです。
とにかく良いとこ取りなのです。
これさえあれば、半衿や替え袖を購入するだけで長襦袢をいくつも購入する必要もないし、半衿&袖の色や柄のバリエーションも安価で揃えられます。
私はこの有松絞り浴衣 ゆかた屋つゆくさというショップで3シーズン用と夏用の襦袢、替え袖を2つ、購入しています。
まだまだ揃えたいっ!
おすすめの着物ショップ
街着屋 〜きもの遊び〜
着物デビューしたい着物初心者さんに嬉しい着物セットが豊富に揃っています。
1万円前後のリーズナブルな着物や無難な色無地などもたくさんあるので、初心者さんにはとっても嬉しい品揃えです。
京都 きもの京小町
カジュアル着物の代表格、木綿の着物が豊富。
着物の上に着る割烹着も白以外で柄が可愛いし、小物もたくさんあるので、目移りしまくり!
有松絞り浴衣 ゆかた屋つゆくさ
名古屋の伝統工芸、絞りの浴衣の専門店ですが、小物や夏の着物なども豊富に揃っていて、魅力たっぷりのショップです。
おすすめの「カジュアル向け」着物の雑誌・本
雑誌「七緒」
カジュアルな着物に関する雑誌「七緒」が、私は好きです!
「着物salon」「美しいキモノ」も素敵だけど、正装よりなので。
もっと気軽に、着物を楽しめたなら。
これが「七緒」のコンセプト。
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きくちいまさんの本
単行本ですと、きくちいまさんの本が大好きです!
きくちいまさんは普段からほとんど着物で過ごす方。
でも伝統なマナーも大事にしつつも形式だけにとらわれず、何より着物を楽しみましょう!という考えのもと、現代的な着物の着方を提案してくれています。
こうじゃなきゃいけない!ということはないんだよ、でもある程度の決まりは守ろうねっっ
というスタイルがとっても好き。
いまさんの年齢も私の1歳下とほぼ同年代なので、40代女性における着物カジュアルコーデ読本としては最高の参考書なのです。
ちなみに私が持っている本はこの2冊。
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何度読んでも飽きない“着物バイブル”です!
半幅帯の本
半幅帯とは、袋帯や名古屋帯に比べて幅の細い帯のことで、紬や浴衣などの着物の時に付けるカジュアルな帯です。
帯の結び方も色々。
その中で半幅帯のコーデや結び方などについて書かれた本があり、私はこの本もバイブルにしています♪
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おわりに・・・次回は小物使いなどについて書きますね
今回は、カジュアルな着物っていいよっ!という内容でお送りいたしました(*^_^*)
着物はとっても奥が深いので、小物の使い方、着付けを簡単にするための着付け小物や使い方などについて、私の経験上学んだコツなども綴っていきたいと思います。
私はさらりと着物を着て行きつけのカフェに行くというおしゃれを楽しむのが夢♪
・・・行きつけのカフェも見つけなきゃ(;^_^A