「お母さん、エロ本ってなに?」
当時小学校4年生だった息子に、質問されました。
あなただったら、どう対応しますか?
「さぁ?なんだろうね?」とはぐらかす?
「そんなことは知らなくていいの!」とたしなめる?
・・・聞こえないふり?
私が思う正解は・・・
「きちんと教える」です!
はぐらかしたり話を避けたり、こういう話を避けようとすることは、後々弊害が生じます。
どのような弊害が起こってしまうのでしょうか??
きちんと向き合って話すことの大切さを、我が家での実際の様子とともにお伝えしますね。
日本の性教育は遅れている。
日本は、「性産業の先進国、性教育の後進国」と言われています。
海外では小さいうちからきちんと性教育が行われているのに対し、日本では小学校高学年に男女別々にちょろっと教えるだけ。
保健体育の教科書を見ても、妊娠後の胎児の成長などは書かれているものの、どうしたら妊娠するのか?といった部分はすっ飛ばしています。
そして子供の多くは、7歳くらいまでに「赤ちゃんはどこから来るの?」といったような質問を、まったく純粋な疑問として親に訊いてくるそう。
でも、その純粋な質問に、どれだけの親が真剣に答えているでしょうか。
「さぁ、どうやって来るんだろうね?」
「いつの間にかやってくるんだよ」
「コウノトリが運んでくるんだよ」
「そんなことは知らなくていいの」
・・・こう答えていませんか?
残念ながら、この答えは不正解です!
はぐらかすと、どうなる?
子供は、あまり人前で話すような内容ではないとか、いやらしいとか、そんなことは全く考えず(知らず)に、純粋に疑問に思って質問してきます。
しかし、その純粋な質問に対して、答えをはぐらかすことで、子供は
「訊いちゃいけないことなのかな?」
「これは話してはいけないことなんだ・・・」
と、思ってしまいます。
そして、二度と親に訊いてくることはなく・・・ネットで調べ始めます。
ネット上には、誤った情報や危険な情報が、ゴロゴロと転がっています。
こうして、誤った情報を信じてしまうことになりかねません。
我が家ではこうしました。
「お母さん、エロ本ってなに?」
それは、「警察24時」といったような、警察官に密着した番組を見ていた時でした。
「車の中見せて」と職質を受けた男性が「エロ本とかないっすよ」と答えていたところを見た時です。(確かこの人は麻薬で捕まったような・・・)
息子は、純粋に知らない言葉について、質問してきたんです。
息子:「お母さん、エロ本ってなに?」
私:「女の人の裸とかエッチな写真が載ってる本のことだよ」
息子:「えっ、そんな本が売ってるの!?誰が買うの?」
私:「そりゃあ、男の人でしょー」
息子:「えー!俺はそんなの買わないよ」
私:「いやーそのうち買うんじゃない?ドラマとかで、お母さんが息子の部屋の掃除をしていたらベッドの下からエロ本が出てくるってシーン、よくあるよ」
息子:「そうなの!?もし俺がそんなの持ってたら、お母さん怒る?」
私:「怒らないよ。一緒に見る!」
息子:「ええぇぇぇーーー!!!」
こんな感じで、我が家ではありのままに、普通の会話として事実を伝えました。
このように話した理由
思春期前後の男子が、性に興味を持たないわけがない。
なんなら女子だって興味津々ですよね?
でもそれはむしろ普通のことだと思います。
ただ、おおっぴらに話す内容のものではない。
そのため、こっそり親に隠れて知識を付けようとすることにもなり、本当に正しい知識をつけにくい部分でもあります。
今は、エロ本というよりも、ネットで閲覧するでしょうね。
我々の子供時代に比べて、今の子供はあらゆる情報が手に入る時代になっており、どこでどのようにどんな知識を身に付けたか、我々親にはわからない時代になっているんです。
間違った知識を持ってしまうと、性被害者、なんなら加害者にならないとも限りません。
また、SNSによるトラブルなども十分に考えられますよね。
ゴロゴロと転がっている危険を回避するには、
- 正しい知識をつける
- 困った問題に遭遇した時に話し合って解決できる
ということがとっても重要です。
だからこそ、普段からこのような会話を普通に出来る親子関係であることが大事なのです。
思春期の子供が「性」に興味を持つことは、ごくごく普通のこと。
まったく悪いことではないんです。
親自身がそう思っていること、そしてそのことを子供に伝えることが何より大事。
そうすることで、知識を付ける段階で、隠れてコソコソ、ということはかなり減るのではないでしょうか。
「赤ちゃんはどうやってできるの?」という質問
このテの質問の中で最もメジャーなのが、
「赤ちゃんはどうやって出来るの?」
ではないでしょうか。
我が家でこの質問が出たのは、息子が7歳の時でした。
虫が大好きな息子、カブトムシを捕まえに行き、我が家で飼育していた時のこと。
カブトムシが交尾し、卵を産んで幼虫になり、、という過程を見て、
「カブトムシは交尾して卵が生まれるけど、人間はどうやって赤ちゃんが出来るの?」
と質問してきました。
いつこの質問が来てもいいように私も準備はしていたので、
「人間も同じだよ。人間の場合は交尾って言わなくて・・・」
と、説明しました。
ちょっと驚いたようでしたが、「ふーん」と言っていましたね。
この時はまだ、息子は性というものにまったく興味を持っていませんでした。
カブトムシを育てて、単純に人間の場合はどうなんだろう?と思っただけのこと。
だからこそ、ここではぐらかしたり、「知らなくていいの!」なんてたしなめたりしてはいけないんです。
外で大っぴらに話す内容ではないけれど、親子間ではざっくばらんに話し合っていいんだ、という意識を持たせることが大切です。
医療従事者としての私の経験
私は臨床検査技師。
検査に来て、望まない妊娠が判明して愕然とする患者さんを何人も見てきました。
親としては、そのような思いを我が子にはしてもらいたくない。
だから、安易に子供を作る行為をしてはいけない、もしくはきちんと避妊をする、ということを教えなければ、と思ったんです。
でも、そこを説明するには、そもそも子供を作る行為とは?から教えないといけませんよね。
そこをはぐらかしたり「知らなくていいの!」なんてたしなめていては、きちんと向き合う貴重な機会を逃すことになってしまうのです。
7歳の時に純粋に質問してきた息子も、10歳を過ぎればきっと興味を持つようになるだろう。
そうなってしまってからでは、親である我々の方から話をもちかけるのも至難の業。
なので我が家では、自然な家族の会話の中に、自然に性の話を取り入れるようにしていました。
私は臨床検査技師として、普通に上司ともそういう会話をしていたというのも大きいかもしれません。
性の話は婦人科系の検査に絡んでどうしても仕事としての会話の中にも必要だったからです。
仕事ですから、恥ずかしいとかいやらしいとか、そんなの関係なく仕事の一環として事務的に話をすることができ、それに慣れていたというのも大きいかと思います。
あなたが我が家のようなご家庭ではなくても、お子さんが小さいうちから当たり前のように性の話が出来る関係にすることをお勧めします!
息子に渡した本。
普段の会話の延長上の中で、息子が10歳になった時、この本を息子に渡しました。 ↓ ↓
(2026/03/22 12:58:18時点 Amazon調べ-詳細)
また、私は私で、子供が性に興味を持った時、どのように対応すればいいのか、を事前に準備しておくために、この本を読みました。 ↓ ↓
(2026/03/22 18:30:17時点 Amazon調べ-詳細)
そして、男子のお母さんへ。
これも、とても面白いですww ↓ ↓
男子って、本当に宇宙人( ´艸`)
でも、そんな男子に対してどのように性教育をしていけばいいか。
これを読むとよくわかります。
お母さんは女性だから、男子の生態がわかりません。
男兄弟がいても、そんな話をしてこなかったと思うので。
男兄弟がいなければなおさら、男子の生態は未知の領域、まさに宇宙人を相手にしているようなもんです。
この本を読んで、性教育とともに男子の生態について学ぶのはとても大きな徳があると思いますよー。
性の話をすることで、親子関係もよくなる。
あっけらかんと普通の会話をするように性の話をしてみましょう。
そうすることで、子供は親とこんな話が出来る、親に見守られている、という安心感を得られるはずです。
男子がエロ本に興味を持つのはごくごく自然なこと。
女子だって性に対してめっちゃ興味を持つのは普通のこと。
それを、親が当たり前のことだと思っている。
子供がそれを知っていてくれれば、それだけでも大きく違ってくると思っています。
それだけで、子供はコソコソすることもなく、正しい道を歩いていけるはず。
私はそう信じています!




