無駄にガシャポン(昔はガチャガチャって言ってたよね・・・)をやりたがる息子。
もはや中身が欲しいというより、やってみたい!という状態でした。
そのたびに数百円をねだる息子にお金の価値を教えたく、経済学の絵本を読ませたところ、思いがけない変化が!
息子が家庭内で起業した!
そんなエピソードをご紹介します。
お金の価値を教えたくて・・・超初歩的な経済学の絵本を読みました
子供にわかりやすい経済の本がないかググってみたところ、こんな本を見つけました。
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アメリカでは夏の風物詩として子供たちがレモネードスタンドを運営するというイベントがありますよね。
この絵本は、子供がレモネードスタンドを運営するというストーリーになっています。
その中で、お店の立ち上げ、初期投資から始まり、ライバルの登場や従業員のストライキなど、様々な困難にぶち当たります。
子供が段ボールや傘など身近な材料を用いてスタンドを作ったり、子供同士ケンカ(ストライキ)になったり・・・身近にありそうな内容でいつの間にか経済の基本を学べるという優れた本です。
だから、経済学なんて固いものではなく、大人の私も楽しく読むことが出来るし、息子もゲラゲラ笑いながら読んでいました。
「これを読もう!」と息子に見せた時の息子の最初の反応は「やだ~」と拒否。
「でも、レモンがお金に変わるんだよ?」と言うと、
「レモンがどうやってお金になるの?手品?」とww
ということで一緒に読み、一通り笑って読み終わった後、
「俺もお店やる!」
と言い出した。
おぉっ、いいねぇ。
「じゃあ、なんのお店やる?」と訊いたところ、しばらく考えて、
「ココアを売る」と言いました。
寒い時期だったので(2019年3月)。
価格設定をしました
もちろんココアは自分で作ってもらいます。
ココアパウダーをお湯で溶かしてから、牛乳、またはお湯を注ぐ・・・を教えました。
そして、息子本人が決めた価格設定は、
1杯10円ww
・・・それで、いいの?
ということで、我々親が
「ココアを下さい」
「アイスですか?ホットですか?」
「アイスでお願いします」「量は多めで」
「濃い味でお願いします」
などと言いながら作ってもらっています。
そして、お約束通り、10円は支払います。
200円のガシャポンをやるのにどれくらい働かなきゃいけない?
・・・など、勉強にはなるでしょう(^▽^)/
メニューが増えました
ココアスタンドを始めたものの、なかなか儲からないことに気づいた息子。
1杯10円だもんね(;^_^A
「メニューを増やしたい」と言い出しました。
もちろん、メニューも価格も自分で考えてもらいました。
そして決めたのが、
なんでココアがいきなり3倍の価格に!?
息子曰く、、、
「作るのが一番難しいから」
アイスティーはコップに注ぐだけ。
アイスコーヒーはペットボトルのコーヒーと牛乳を注ぐ。
アイスココア作る場合、一度お湯で粉を溶かしてから冷水又は牛乳を混ぜる。
手間がそれぞれ違うんです。
息子は工賃に価値をつけたらしいww
ホットココアは粉とお湯を混ぜるだけでも30円らしいけどね(笑)
お店の名前(屋号?)も、「〇〇(←息子の名前)ドリンク店」と名付け、営業開始!
・・・っと、ここまでは息子一人で考えましたが、ここで絵本の通りに原材料を仕入れることを提案してみました。
さて、どうなるか??
絵本の通り、仕入れから行うことに
頑張ってはいるけれど、家にある材料で作るんじゃ経営とは言えないよね。
なので、次のステップとして、
「原料を自分で仕入れる」
ことを教えました。
最初は「嫌だ」と渋りました。
だって、出費になっちゃうもんね。
でも、ここで計算をさせました。
アイスコーヒーのペットボトルは900mlで94円(その時の値段)
このペットボトルから何杯のアイスコーヒーが作れる?
ボトル1本売るのに仕入れ値94円よりも高い値段にしないと損しちゃうよね?
そしたら1杯いくらで売れば儲かる?
と話し合い、一生懸命計算をしました。
2年生になり、学校で2桁のひっ算を習い始めたばかりだった息子、3桁のひっ算を頑張り、、、
「仕入れる!」となり、定価も改定。
なけなしのお小遣いから、アイスコーヒーのペットボトルとアイスティーのティーパックを購入。
初めての仕入れで、お小遣いの残金はたったの74円になってしまいました。
「これだけになっちゃった~~」
と言いながらも、ちょっと楽しそう( ´艸`)
営業にも力が入る!
それまではこっちから注文してばかりでしたが、仕入れを行った後、息子の方から営業をかけてくるようになりました。
「アイスコーヒーはいかがですか?」
「お代わりはいかがですか?」
そりゃもう、仕入れというリスクを負ってますからね(笑)
色々自分で考えて始めたようです。
我が家にやってきた私の母にも営業をかけ、しっかり徴収ww
毎日、何が何杯売れたか「正」の字で記録。
私がExcelで作りました ↓ ↓
それを集計し、毎日お小遣い帳を付けています。
すみません(;^_^A 鉛筆の持ち方悪いです・・・
毎日毎日、ひっ算で計算を頑張る日々。
でも、宿題やドリルをやるよりずっと楽しい!
心境の変化
最初はガシャポンをやりたいがために始めたお店経営。
が、次第にお金が増えていくことが楽しくなってきたようです。
「700円も貯まったよ~!」
と嬉しそうなのは、当初の目的である「これでガシャポンが出来る!」
・・・ではなく、仕事をしてお金が貯まった!という喜びのようです。
そして、今は「お金が貯まったらプラモデル買うんだ!」と。
単純に儲かることだけを楽しむのでもなく、何のために働くのか。
なども、色々考え始めた様子。
また、「どうしたらお金が貯まるか」も考え始めました。
「もっと儲けたい!」と言い出した。
じゃあ、儲けるにはどうしたらいい?お店をやるのに大事なことはなに?と質問。
息子の答えは
「いい商品を売ることと、お客様のためにサービスすること!」
いいねー!!
「次は俺、自分で仕入れに行くよ!どこのスーパーが安いかなぁ」
「ハッピーセットみたいないいサービス出来ないかなぁ」
などと、息子なりに色々考えている様子。
頑張れ~~(*^_^*)
事業拡大!「カフェ店」に格上げ&キャンペーン
しばらくして、息子、「食べ物も売りたい」と言い出したww
「ドリンクだけだとなかなか儲からないんだよ~」と。
そして、「俺、ベーコンなら焼けるからベーコン仕入れるよ!」と言い、屋号も「ドリンク店」から「カフェ店」に改名。
ふむふむ、そうきましたか(笑)
ベーコンは5枚入りが3パックで282円だね。
となると1パック94円だね、となると1枚19円だね。
これを聞いて、息子、
1枚40円じゃ高いかなぁ~
1枚20円だと1円しか儲からない~
・・・と判断し、販売価格は1枚30円に決定。
ベーコン、意外と高いぜ・・・(;^_^A (←親の心の叫び)
IHヒーターの目盛りは8くらいね
フライパンは絶対に触らないように気を付けてね
と簡単な注意を伝え・・・それ以来、毎朝ベーコンを焼いてくれるようになりました。
「美味しい?美味しい?」と何度もきいてくるので、
「世界一美味しいよ!ありがとう!」と毎日言っています(接待)
ベーコンの消費ハンパないけど(笑)
そしてもう1つ。
「お客様が喜んでくれる企画をやろうと思うんだ!」とも言い出した。
10日間限定で、ドリンクをオーダーすると「しおり」を作ってくれる、と。
好きな生き物を書いてくれると言うので、
「お母さんはネズミ年だからネズミがいいな」と言ったら作ってくれました~~
めちゃめちゃ可愛い~~!(親バカ)
宝物が増えました(*^_^*)
初めての仕入れをしたときは74円になってしまった息子のお小遣いは、数日前に1000円を超えました。
「お小遣いがお札になった~~!」と大喜び。
そして、「3000円貯まったらプラモデル買うんだ!」とあんなに言ってたのに、700円くらいの昆虫フィギアに化けましたww
いいのかそれで!と思ったけど、息子が自分で稼いだお金だし、それでプラモデルが遠のいても息子本人の責任。
稼ぐことの大変さも学ぶことでしょう。
カフェ店の経営をやらせてみて、良かったと思うこと
カフェ店経営を通して、息子は様々なことを経験し、学んでいると思います。
具体的に言うと、
これらがたくさん経験出来ていると思います。
中でも、お金の価値と、自分で考えて行動するということが最も大きいように思いました。
自分が仕事をしたことでお金が増えていくこと、でもそれは簡単なことではないこと。
これを知ることが出来たのはとても大きかったのでは。
そして何より、「自分で考えて行動する」というのはとても意味があると思いました。
もっと稼ぐにはどうしたらいいか?
お客様が喜ぶことは何だろう?
ここからメニューを増やしたりキャンペーンを考えたり。
これは全て息子本人が考えたこと。
私は絵本を一緒に読んで、仕入れの提案をしただけですから(*^_^*)
息子のカフェ店は今後どんな風に展開していくんでしょうね。
私も楽しみです☆
追伸;
息子は我々親が買ったものを私に支払う形で原料を仕入れています。
「仕入れ」として息子が私に払ってくれたお金は手がつけられず、こっそり別にとってあります。
もう少し大きくなって、今よりもっとお金の大切さや価値がわかってきた頃に「あなたは頑張ったよ!」のご褒美としてまとめて返そうか・・・迷っています。
・・・甘いかなσ(^_^;)
でも今はそのことは秘密にして、彼のやることを見守っていよう。
ふふっ(^_^*)

